橋本昌二プロ　vs　３子　高野圭介 第１局 1969年4月5日　於　山崎町・正木芳�體@ 山崎初段会 199手以下略　　白1目勝ち
山崎との碁縁	橋本昌二プロは台湾時代から、有名な父君・橋本国三郎のシゴキを受けて、 明石へ引き上げてこられた。 橋本父子は山崎と碁縁が深く、とりわけ、前野琴石（四郎の父君）邸では 近辺の足場として、長逗留されていたと聞く。
エピソード	囲碁の部屋は階上にあったが、昌二少年は階下のトイレに立って、 なかなか上がってこない。 見に行くと、遊び盛りの少年は階段の側で、 飴を片手に、おもちゃで遊んでいたというエピソードが残っている。
第１局 長考派の高野	今回は,前野邸から正木邸へ足場を移しての初段会となった。 私は,長考派で知られていて、皆が済んでしまってから、 最後に、心ゆくまでごゆっくりと打たせてもらったものだ。 本局、橋本先生の寸評はない。 本局の布石は白３〜１５手まで昌二先生愛用の３子局。