キリのチャンスを失した無念の局
                                         宮垣 実 自戦記

丸山豊治五段 vs 五子 宮垣 実

     2009年1月19日 風鈴会・稲葉プラザ
         93手まで時間切れ打ち掛け


レバタラ
毎度のようにレバタラが出る。
序盤下辺左の折衝の悪さにうんざりである。


大赤字
左辺にようやく眼を一つ持って一安心したが、
20数手を費やして二目の一団を作っていては大赤字である。

キラにゃ
唯一のチャンス!黒74とキリ、続いて
49の右にキレば、白が慌てるだろうからと睨んでいたが、
白75の手にまどわされてつい受けてしまった。

49の右をよう切らなかったことばかりが悔やまれてならない。

時間切れだが
本図は白115で中断したが、
右下の白地と中央、右上と左下の隅で
黒地は対抗出来無くなった。