雅晴 GO MEMORIES No.03

小林正昌四段  vs  5子 高野雅晴

1977年(昭和52年)8月29日 於 林友会

124手以下略  黒中押し勝ち

 
姫路には上野眼科先生が格別の囲碁マニアで、病院の隣に碁の集う広い部屋を設けていた。
そこは、土曜日の午後、小林正昌四段を招いて、林友会という碁会を開いておられた。
小林先生と言えば、加西の西村修を育てた師匠であることは周知である。

林友会は上野先生の篤志に甘んじて運営されていたのではないかと思っている。

姫路に通っていた雅永。雅晴の兄弟も学校の帰り道に、ご指導に与っていたものである。

 
兄の雅永がUWCの留学生として、イギリスに発つ壮行会を林友会で催していただいた。
席上の指導碁一局である。

今にして思えば、子どもたちは素晴らしい先輩たちに手を取り足を取って、育てて貰った。
感謝の一言に尽きる。