雅晴 GO MEMORIES No.09 互先 高野雅晴 vs 先番 及川 洋(東京・早稲田高校) 1976年(昭和51年)7月13日 於 兵庫県・姫路地方本部 150手以下略 持碁 |
カメラが終始、及川君の後を追う。 菊池康郎先生のご指摘の如く、院生上がりの最もマークすべき選手。 総選挙の時、当確のスピードは大物ほど速いのを想定されたい。 金沢、村松、大角、及川らはその勝ち名乗りの早いこと。 実は、この碁も内容に於いてはみんなと同じ運命を辿ったのだ。 しかも彼は、金沢東栄も破って、優勝してしまったのだが。 |
雅晴自戦記 対局早々、白もしっかり四つに組んで立ち上がっていた筈だ。 白36は更にもう一歩、中に一間トンでおくべしだったか。 白50でようやく望みが出てきた・・・つもり。 白64がぬるま湯で、無策。68の上辺りから、囲って攻める以外に無かった。 ダメでも白84で87ツギしかなかった。 黒87で勝負あった。 |