碁吉会京都・都をどり大会こぼれ話 2005年4月5日 宮垣 実 4月3日閉会後お弁当をいただいて ほっと一息つけたと思いきや、帰りの車の中で、 高野先生から「宮垣さん、京都大会の終始顛末記を書いて―」と オーダーされて、うんざりしている所ですので、ついでに、 ぶちまけた話をします。これで、気も晴れました。 3月の20日頃から大会の準備をはじめていたのですが、 賞品の代金を預かり、看板を画いたり、表を書いたり、 参加者の名前を確かめ、名札・段級位札を作り、 賞品は何が良いのか思考模索の最中に、 高野先生が30日の午前にカルタ製作のための 打ち合わせの突っ込んだ話を神戸の印刷屋でされ、 「午後には宮垣さんの家で作りかけをしてみたいから 西宮にお邪魔したい」と言われて大慌てしたものです。 いそいそと来られて、ばりばり作ったのですが、 明後日からの大会に余り関係のない作業に 手を取られることは正直言って困りました。 次元の違う世界のことは見えないのが普通です。 池田大会の時はすっかり碁盤を忘れて 一度は不死王閣に到着してから、自宅に戻りましたし、 浜松大会の時は自分のメガネを忘れて家から送らせました。 今回はなぜかペアー碁用のハンディー表を忘れたために 予定していた第1日目の夜対局が出来ませんでした。 幸い京都の井上泰子様が家のインターネットで 13路盤用ハンディー表をプリントして朝、持参して下さり、大助かり! でも、お陰で、碁吉会の13路盤ハンディ表が 他のどれよりも、いかに微に入り、細を穿ち、 如何に優れているものかよーーーく分かりました。 甲部錬場の都おどりは会社勤めの現役中に見た経験はありましたが、 若く美しい娘さんの舞子姿は何度見ても飽きたらず良いものですね。 長唄とお囃子と京の雰囲気を充分に楽しませて貰いました。 また金茶寮という由緒ある料亭で盛大な碁会が出来ましたことと、 橋口美香プロ・山本三七子元全日本女流チャンピヨンのお二人が参加されて 大会に花を添えて下さったことに感謝感激致しました。 遠くは清水市や藤枝市からお越し下さった木野様・大石様や水野様。 いつも陽気そのもので、追っかけ娘のままの安田様・森様。 負けん気の強い端様。お内裏様のような須賀様。 右向いても左向いても、碁を打つことをしなければご縁がない方々ばかりで、 そんなことを感慨深く考える高齢者になったかと実感致しました。 次回再びお世話させて戴くことを楽しみに ぶちまけ顛末記を閉じます。 |