想像も付かなかったプロの。強烈な強手に感動しながら

プロの強手が隠れた私の佳手がを呼び込み、危機を救った。

第1回戦

先番 高野圭介・村川大介  vs 互先 米谷安史・今村俊也
               
先番6目半コミ出し

202手以下略。  黒中押し勝ち
 
                              高野圭介自戦記






立ち上がり、二連星の対峙。私は今まで打ったことが無い。
なぜなら、三連星は左右同形で、碁では忌み嫌うスタイル。
しかも、ゆっくりなって、戦機を失い、先着の功を失すと思った。

高野の自評
黒29 戦いの場が難しく、押し上げかた動いた。

黒37 動き方が分からなかったが、ムダのない手と思った。

黒53 唯一、問題の手で、隣の56が急所と今村先生の評。

黒61 隠れた佳手!と思っている。

黒73 今、最大と判断。

黒81 ヌルイ。白82と付き合って貰って、安堵した。

黒97 右上隅先手オサエ。

黒105 最も苦心した一手。これで抜け出したと判断。

黒125 この一手と判断。

黒141 気分良い二段バネ。

黒151 禍根を断った。今村先生は「白はこれで絶望!」と。

 驚愕のプロ
黒59 強烈な強手。 想像も付かなかった。黒61を導いてくれた。

黒71 左上隅三三打ち込みのグッドタイミング。サスガと思った。

黒95 私にはなかなか打てないなぁ・・と感嘆。

黒99 念願の一手。これでイーブンとなり、振り出しに戻った。

黒119 なるほど、今がタイミングかと、なるほどと納得。

白138 思いも掛けぬ一手に驚いた。

黒139 強烈ラッパの進撃ハネ・・唸った。

黒143 ハネと備えて、残ったと確信した。