華麗な囲碁公開対局


プロのしびれる玄妙の石に感動を覚えながら、碁の極致に浸った。

2014年2月9日  於ANA ホテル

                       高野圭介



 メモリアル大会
 このたび関西医師囲碁大会が開催された。
 私も歯科医の家族の資格で毎年参加している。
今年は第十回を迎え、記念すべきメモリアル大会となった。

 今回はメモリアルイベントとして、
8組のペアを組んで、トーナメントで優勝を争うというもの。




 ペア碁
 ペア碁はゴルフで言えば、(ゴルフのフォーサム(Foursome)である。
4人でプレーすること。 フォーサムは、二人一組のチームの
オルターネート・ショット形式のストロークプレーで、サドンデス(投了)もある。

今回のプロ・アマペアの実力は、打ってみないと分からないが、
プロサイドで見れば、ほとんどがトーナメントプロで構成され、
勝負はアマに委ねられていると思う。
更にはアマ・プロの相性の問題もあるだろう。

アマもプロも全員籤で決めるというもの。
私は図らずもその少年時代の素質を知っている村川大介プロと
組むことになったのも嬉しいペア碁だった。




特別寄稿 「村川大介少年の面影」

小生は幸運にも村川プロの幼少時代、アタリを覚え星目風鈴から、
一躍アマ高段迄の成長に接する機会を得ました。

即ち近い将来、大成できるかどうか最も重要な時期に、
何度も対戦出来たという誠に光栄至極な経験を持ったのであります。


                                   浜辺 荘


将来嘱望の村川大介と私・浜辺の接点

井目風鈴からトップアマへ

ヤング・ムラカワダイスケ・アラカルト

努力家だった少年時代 
 
金山晴一先生あってこその大介少年

黙々と碁に打ち込む少年

トントン会での高野圭介先生と村川少年

プロの様な打ち方をする






大会レポート

 私は間もなく満83歳を迎える。

壇上で偉大なプロと同席して碁石を握るという華麗な場面に
今後出逢える幸運はあるやなしや。

とんだポカで、サドンデス相当のミスをやらかしたが、それはそれ。
席上、私は想像を超えた
プロのしびれる玄妙の石に感動を覚えながら
至福の時間を過ごせた喜びに、今なお醒めやらぬ興奮に浸っている。

                                   高野圭介













1.村川大介先生と組んだペア碁


2.第1回戦 棋譜付レポート:対 今村俊也組


3.第2回戦 棋譜付レポート・対 余正麒組

 
4.石井 茜プロとの(秒読み)会話


5.公開対局考 (三回目の公開対局から)

 
特集   対局スナップ写真集


6.決勝戦・公開対局(第3回戦)・対瀬戸大樹組


7.決勝戦・公開対局:プロ感想付敗戦の棋譜


注:決勝戦棋譜・検討譜


 
ペア碁トーナメント表