検討盤
先番 高野圭介・村川大介 vs 互先 羽田回・瀬戸大樹
先番6.5目コミ出し
黒81手まで
嗚呼、何おかいわんや、大敗に投了して、なお、この悪手に気付かず、
どこで負けたか分からなかった。
局後、村川先生は「攻めて、活かしても攻めアジでシメツケたり、
コボレがあったりしないと・・・」と優しく言われた。
それは分かっているけどポカが出て・・・とは救いようが無い。
普段なら、まあ、90%はこう打つだろうな。。。自嘲気味だ。
これでは、村川先生も苦笑されていたことと思う。
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早打ちと過労
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藤井秀哉先生が
「黒81以降、急におかしくなってしまった」と、言われたが、
それから、というのは全く精彩を欠くというより、
別の「考えられないコウノ」が出てきて、ひどい碁にしてしまった。
何が、おかしかったか??
うまく聞こえないから、早く打つ。早打ちの癖が付いたら、
もはら考えることが出来ない。
この悪循環に加えて、
強烈な碁の3局目ともなれば、心身共に過労の極であった。
もう思考力はゼロ。もはら考えることが出来ない。
こうなるとは、思いも掛けなかった。
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聴覚身障者
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耳の不自由な人の秒ヨミはどうするのだろう?
私の手元には眼の不自由な人のための碁器がある。
指先で黒白を判別しながら打つのである。
ただ今の問題は、時間である。どうするのだろう?
健常者には想像も出来ない。
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