勝連城の阿麻和利・一代浪漫

沖縄・5日間全島の旅2013年12月23日~27日



                                      高野圭介

 
アイヌと沖縄に

共通の言葉が


普天間問題真っ只中の沖縄南北縦断の旅に出掛けた。
カメラ不携帯という初めての旅である。

不思議なことだが、山の名前とか神の名など、沖縄の言葉とアイヌの言葉に
独特の共通点があるのに気が付いた。

道路は日本中区別なくほとんどが舗装されていて、凄いと思う。

 勝ち馬・負け犬
その昔、下地和代さんは高校生時代、私宅に来られたことがある。

そこで、沖縄を訪ねたとき、下地和代さんと事前に連絡を取って
一晩会食して、生々しい話を聞いた記憶が新しい。
注:当時の女子高校生三羽ガラス(吉江泰子・伊藤綾子・下地和代)

「沖縄というところは負け犬には鞭を打つ」という風習があって、
具志堅プロボクサーらは勝ち馬で大いに受け容れられたが、
和代さん自身は遂に院生からプロになれずに帰島した。
これは矢張りダメで、今、鞭を打たれている。と言うのだ。




これをバネに、和代さんは大淵盛人プロと結婚して、
今は大淵門下生が以前の木谷門下同様の隆盛を見ようという寸前にある。

因みに、美人ゴルファーランキング上位の比嘉真美子、与那覇未来らは
将来、勝ち馬か,負け犬かどうなるのだろう?

 絶対の反戦主義
添乗員は政治経済は触れるなという不文律があるそうな。

私自身、基地問題は難しくて、持論はあっても今となっては触れたくない。
老兵は語らずだ。



それでも、ひめゆりの塔など、戦争の爪痕が痛ましい。
中でも、火炎放射器で洞窟の中で一瞬に火炙りの刑となった同胞のことは、
哀しくて聞く耳を持たなかった。戦争はイヤだ!

私は絶対の反戦主義者だ。

 観光資源


最北端の大石林山は石林の如くでそれなりに印象深かった。

観光地資源は、エイサーショーが一番。果物は シークワンサーとパイナップル。
他はインターネットで存分に見られるからそれでいいとしよう。


沖縄の世界遺産

国指定史跡


阿麻和利の勝連城



ただ一つ、勝連城という城跡は立ち去りがたい強烈な印象を受けた。
遠くはペルーのマチュピチュ。近くは兵庫県の竹田城を彷彿させた。
そうだ!ヨーロッパの古城にもよく似た城がいくつかあったと思う。



かような城の佇まいもさることながら、阿麻和利の一代城主物語は、
時は15世紀。勝連城の繁栄、そして衰退という一大浪漫に、
おそらくは足利尊氏、源義経ら、悲運の武将と重ねて、
老いし私の血肉を踊らせた。



詳細はここに述べるまでも無い、インターネットをご覧あれ。