囲碁俳句

                                                        高野圭介編


碁会所の雪解の雫くぐり抜け
                                                 星孝





囲碁俳句


                        星孝


手が読めて我に悔いなし初碁会


秋祭りいささか酔ふて碁会客


碁会客去りしあとなる青葡萄


生かされて生きてよかった囲碁の秋


利子つけて帰すつもりの初碁かな


手加減を気付いてくれぬ新年碁






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