怖い黒の陽動作戦が大事を踏み過ぎた一手が勝負


互先 高野圭介 vs 先番 大須賀敏泰
             先番6.5目コミ出し

2009年11月12日  於イズミ碁ジャパン

200手以下略  白16.5目勝ち

                                         高野圭介自戦記



黒の陽動作戦
いつもの中国・名人教授杯の常連。
強豪中の強豪。私はなかなか勝てない。
フンドシを締め直して、石を握った。

盤上、黒の陽動作戦が始まる。

私の感想 
黒81は中へ千両マガリはどうだったか?
黒87は双方良いところなのだが、緩く、疑問ではないか?
この二点と、
後、右辺の応接が勝負だったか?

上辺白162、164のハネカケツギで、全部白地!が決め手だった。

大事に過ぎた黒  
大須賀さんはとても簡単に勝てる相手ではない。
事実、こんなものではない。

黒59は大事に過ぎたと、本人は反省。
この後手引きで、歯車が狂いだして、
普段の力をご自分で封じられたとしか思われない。


次が怖ろしい!


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