西条祭りと新居浜太鼓祭り 日本の文化を肌で感じた祭りに参加して 高野圭介 |
||||
歴史だけなら新居浜がどこよりも圧倒的に長いです。 他の阿波おどり、よさこいに比べても平安時代から続く長い祭りで、 現在の原型の太鼓台も江戸時代に成立したものです。 西条祭りにはだんじり以外に、新居浜と同じ太鼓台も参加してます。 ただ歴史が古ければいいというものではなく、よさこいなんて戦後出来た祭りですし、 近年、新居浜並みに荒れて(ケンカ)いただんじりを大人しくさせています。 |
||||
だんじり・みこし合わせて80台余りの屋台が繰り広げる豪華絢爛なおまつりです。 |
||||
|
||||
新居浜太鼓祭り |
||||
もともと太鼓祭りは喧嘩祭りで、 昭和30年代あたりまではどこも喧嘩をしていたそうですが、 時代が移り変わる中喧嘩をしなくなる所が多い中(当然怪我人、はては死人まで出ます。 警察の締め付けもそれにつれて強くなってきましたので)、 何故か新居浜だけは喧嘩を続けています。 喧嘩が始まると2台で300人以上の人間と2トンの太鼓台が2台ぶつけ合うわけですから、 警察も止めにはいることは事実上不可能です。 時には複数台(4対4)の喧嘩などもありました。 こうなると単純計算でも8台×150人でなんと1200人が喧嘩してるという計算になりますね。 現在では、喧嘩は御法度で、喧嘩は止みました。 |