新型コロナウィルス
(COVID-19)

  
 
終焉の後に来るもの

                         
 2020年4月10日   高野圭介


どこに隠れ棲んでいるのか誰も分からないコロナ。罹ったら生命を失う。
それが世界に蔓延している。

 
 


新型コロナの症状


1位 突然意識がはっきりしない、唇は紫黒色

2位 息切れ

3位 熱37.5度越えた

4位 肺から咳

5位 寒気がする、筋肉痛

6位 下痢、消化器問題

7位 喉、頭痛い、鼻詰まり

8位 朝、起きられない、

9位 異常に疲労

10位 結膜炎


安心して居る場は他人と接触しないところ。
いよいよ友人からも離れ、家に閉じ込められた。



しかし、流石のコロナもいつかは終焉を迎える。ただいつかは分からない。

何の知識も無い私が予測なんて不見識だが、
コロナウィルスワクチンが出始めたら一気に平穏になると聞く。
それが何時か? 年内か年明けにもなるか? 知らない。

問題は世の中が平静を取り戻したとき、
我々はどうなっているのか? それを模索したい。


歴史上最も名高いパンデミックとは、1348年からヨーロッパで流行し、
ヨーロッパの人口の3分の1が死に絶えたと言われる「黒死病(Black Death)」
ではないでしょうか(現在では、死亡率はもっと高かったと考えられています)。
ところで
「黒死病」の病名は、皮膚が内出血によって紫黒色になることから名付けられた。
どうも 「黒死病」というのはペストであったとされています


新型コロナウイルスの起源



コウモリなのかセンザンコウなのかは、まだはっきり
分からないが、一つだけ確かなことがある。
それは、多くの命を奪い世界を混乱に陥れている
新型コロナウイルスが動物界に由来することだ。

 
動物から人に伝染する感染症は
「動物由来感染症(zoonosis)」と呼ばれる。

ギリシャ語の動物(zoon)と病気(osis)に由来し、
結核、狂犬病、トキソプラズマ症、マラリアなども
すべて動物由来感染症だ。

新興感染症としては、
エボラ出血熱、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)
鳥インフルエンザ、ジカ熱、SARS(コロナウイルスの一種
の重症急性呼吸器症候群)など多数が挙げられる。


さて今回、 現今の世界の経済活動は混乱を極め、
1929年以降の大恐慌が待っていると聞く。
コロナが終息しても市場は元に戻らない?
不景気を通り越して大不況。「世界経済の逆回転」が始まるのか。



落ち着いたときに、近所のお店があちこち閉まっている。倒産続出だ。
失業して、頂いた失業保険の期限も切れた。

新しい職業はAIの出現で、今の子どもが成人したとき仕事の半分は
新しい仕事に取って代わっていると言われる時代だ。
その間、僅か10年。気が付いたら世相が変わってきている。

融通の利かない人たちはその過去になかった仕事には順応できず路頭に迷う。



例えば、ごく最近のニュースで、タクシーの運転手が解雇となった。
失業保険の方が収入が多いからと言うそうだ。

自動車のAI自動運転の実用化で、アッと言う間にドライバーが要らなくなる。
長距離トラックのドライバーさえ逃れることは出来ない。
再就職のないドライバーはどこへ行くか?


黒田東彦総裁率いる日銀は、
「物価上昇率(インフレ率)2%」を目標に掲げている。
これは物価が35年で2倍になる、
裏返しでお金の価値、購買力が半減するのを意味する。


今回のパンデミックは未曾有の社会破壊を引きおこしており、
人・物・金の真っ当に流れているのはどこにもない。
経済活動は破壊に近いほど停滞している。
4月15日現在の世界経済の見通しとして、ー3%と提示された。
(注:予定としては、3.5%のノビであったが)
日本はー5.2%。まさしくデフレ。同時に、
コロナ後、来年2021年は5.8%のインフレと提示された。



景気の良いのは緩慢なるインフレと相場は決まっている。
デフレは不景気であり、デフレから脱出せねばならない。

直近の日本経済の成長がインフレかデフレか。
どうも微妙に動いていたようだ。デフレとインフレ。別のようだが、
判断の難しいところもあって、舵取りが難しいと聞く。


不景気から脱する具体的な手立ては政治の仕事である。

景気回復の財政出動が輪をかけます。
一人10万円支給!・・・・そのピッチが速まるのです。
景気は良くなっていくと同時に、庶民はインフレ収奪で、
知らず知らずに貧していく。

さあ、金の行くところは動産から不動産へ指向する。
ところが、不動産は簡単には行かない。
いきおい動産では、有価証券か、金銀プラチナなど貴金属へ。

1929年以降の大恐慌では、外人は貴金属へ、
日本人は有価証券に金が行ったと言われている。

不景気の株高

そこで、また、あるとしたら、
風が吹いたら桶屋が儲かる式に、「不景気の株高」が予測される。

 
知られた巨大企業でも安全と言える企業とは言い切れない。
果たして、将来に羽ばたく企業・株は??
確かにあるのだが・・・・。

武田製薬が新型コロナ治療薬「夏ごろ臨床試験開始」(4月14日)

米社などと提携し、開発中の新型コロナウイルス治療薬に関し、
地上波の民放番組で「夏ごろに臨床試験を始める」と伝わった。
この件に関して、日経QUICKニュースの取材に対して
武田の広報担当者は
「数カ月以内に臨床試験を始める」と明らかにした。


コロナウィルスワクチンは早くて年明けという説だったが、
世界中の製薬会社が躍起となって、 ここにきて
ピッチは早まりそうな空気になってきた。

4月になって株がじりじり、動き出した。 これが論より証拠。
株価は半年先の先見性があると言われている。
11月終焉を暗示している?? 果たして・・・


耐久消費財はだいたい潤沢にある。毎日、どうでも要るのは生活必需品。
「もの」についてはとかく言うことはない。

 



いよいよ、健康が問題だ。今生活態度の金科玉条は
「家から出ないで、人に逢わないで家に閉じ籠もっていなさい」。



1~2ヶ月も運動不足で体調を壊す人が続出。
ジム通いで健康な老人が足腰が弱って、ジムに行けなくなる人が
二割とも三割ともという予測がある。

家族の両親子どもみんなが顔を突き合わせて一日中。
捌け口もなく、鬱憤がたまる。精神的危機に堪えられない。
家庭内暴力から離婚沙汰も増えてきたとか。



マスクもマスクだが、今こそ自分に適した規律正しい生活に心掛けて
健康に留意し、皆さまと笑顔で歓談できる日の近からんことを望むや切。