老耄に入る

2022年8月老耄街道驀進中

「身体全体が老耄に入ってきた。遂に来たか」

                      高野圭介

老衰現象
この8月、満91歳になる。
コパンジムには男性の九十歳代は居ない。
元気と言えば元気だが・・・

年齢を重ねるにしたがい、
身体の細胞は徐々に寿命を迎え、やがて
分裂による再生が行われなくなっていきます。

同時に代謝機能の低下から
異常なタンパク質が作られるようになります。
それによって臓器や筋肉の働きにも

異常や衰えが増加してきます。

 また、老化した細胞から分泌される特殊な
免疫物質が周囲の細胞に働きかけることによって、
周りの細胞の老化が促進され、
全身の細胞や臓器が常に
炎症を起こしている状態となります。


老衰進行
こうした要因により、日常生活の中で
今まで当たり前にできていた動作が難しくなります。

食事をしても臓器が栄養を吸収しにくくなることから、
全身のあらゆる機能がさらに衰弱していきます。
そして、次第に生命活動を維持することが
できなくなっていきます。



しかし、臓器と同時に感覚器官や脳の機能
なども低下していくことで、
老衰死に向かいつつある当人が大きな
苦痛を感じることは少ないともいわれています。


 
このように「体重が極端に減少し」
「食事の量が減り」
「一日のほとんどを寝て過ごす」
などの状態が続くようになったら、
近く老衰死を迎えるという心構えと
準備を整えた方がよいでしょう。

注:私はそうではないが・・・

 老衰死では、
胃ろうなどの延命治療を施さず
自然に任せた場合、
口から全く食事を摂れなくなって
数日から一週間の内に旅立たれることが
多いといわれています。

老衰兆候
 2022年5月連休に入った。
今までに無かった老衰の兆候が
見られるようになってきた。
それから、三月経った。



1.忘れて仕方が無い。
2. バランスが悪い。
3.すぐ、飽きがくる。


付記

1.忘れる。
 覚えてもすぐ抜ける。
右向いて左向いたら早、忘れている。

従って、忘れものも多い。
水着をどこかで紛失していた。
出てくるものも結構あるが、
無くなってしまうものもある。

2.バランスが悪い。
自転車で初めて右に転けそうになった。
何をしていても、ふらつくなど、
バランスの崩れを覚えることがある。

身体で言えば、脚力・足が最も弱い。
テニスのラケット捌きはよいのに、足がダメ。
今は、足腰のトレーニングに躍起。

3.すぐ飽きがくる。
 すぐ、息切れがする。横着でも無いのに、
同じことが続けてやれない。
持久力に欠ける。

 老衰実態
抵抗力の低下というか、
我慢して頑張ることが難しい。
髪も爪も伸びなくなった。

不思議と持病と思っていた皮膚病が
どこかへ行って肌が爽やかになった。
新陳代謝が衰えてきたのかな。

 笑顔だけはいつも微笑みを湛えている。
身辺の整理整頓も出来ている。
棋力は落ちずに持続しているのが救いだ。

しかし、これも束の間・・・・やがて、
えっちら、おっちら、三途の川を渡って、
住み心地の良い「あっち」で、
ゆっくり、碁でも打とうか・・嗚呼!