坂井イズム「いぶし銀」の開花を待つ 碁聖戦第5局へ待望! 高野圭介 |
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応援団 | 私は熱烈に坂井を応援しています。 坂井は必ず勝つ!こうして勝つ!と、坂井贔屓に没頭しています。 11月の碁吉会は新碁聖・坂井の歓迎の渦で、坂井プロを迎えたいのです。 きっと、そうなります。 |
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八卦 | 先日は 坂井が 勝って、勝ち切って・・そういうシナリオを書きました。 八卦というものは、当たっても当たらなくても・・と言うんでなくて、 当たるから八卦と言うんです。 |
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週間碁 | 8月30日付けの週間碁には 「坂井盤石の打ち回し」のタイトルで、勝利を祝っていました。 私は、その盤石の勝ちは、他でもない「坂井イズム」 つまり「平成のいぶし銀」という囲碁哲学の為す技と、 根底に流れる培った忍の心が盤上に現れたものに他なりません。 最終局では、必ずや見事開花するであろうと、予言をしているのです。 |
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プロの検討 | 週間碁の、 プロの検討には私の気がつかないことばかりでした。 時の解説者も触れなかった。 名人上手に敬意を表して、表現はおそるおそる、やわやわと書いているが、 黒の「攻めが足りない」との評で、普通の表現だと、下記の如し。 |
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先制攻撃を | 1.下辺黒23の、これで充分!というのは気のない手で、 先制攻撃の欠如を指摘していた。 対局者両者も一致した意見だった。 |
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攻めのそっぽ | 2.黒89は下辺の攻めを続行しないで、左辺1目カミトリがそっぽ。 黒80の右にオサエて、攻めの1手。 なるほど・・・まさにその通り。サスガのご指摘。 |
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自明の一手? | 私が感動した白78、80・・と、白96には当然の如く触れられていない。 私には感動の一手。 白80と相俟って、下辺一帯の黒の牙城に素晴らしい砦を構築した。 一気に細碁。 プロならば・・・この白78は自明の一手なのか! 真っ黒けの下辺打ち込みが、楽ちんに治まったのは望外。 殊勲第一はこれにあったのでは・・・ |
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高野の祈り | 次の27日、シリーズはいよいよクライマックス。 「忍のいぶし銀」の開花を祈るや切。 |
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碁聖戦第4局 白番 忍の 坂井秀至 vs 黒番 碁聖 張 栩 2010年8月19日 於 関西棋院 174手以下略286手完 白3目半勝ち |