短歌  豊かな詩情の吐露

短歌は20181月より神戸新聞に投稿足跡

2019年9月2日  入選  
ささやかな初盆なりしわが父の鵯越に老鶯の鳴く

2019年8月12日 入選  
子等笑ふ彼の姿の可笑しくも尺取り虫は懸命なのだ

 2019年7月1日 入選  
郡山こんな風にも売られたる自動販売機の金魚かな

 2019年6月12日 入選  
万歩計二万五千を数へてはやがて花散る雨となりけり

 2019年5月6日 入選  
人多きフェメール展を抜け出でば春雨濡るる紫木蓮見ゆ

 2019年3月6日 入選  
玉山と名前を変へし台湾の富士より高き新高山は

 2019年2月4日 入選  
今宵より始まるらしきルミナリエ昼間長閑な冬の神戸よ

 2018年12月12日 入選  
天国の有るや無しやは知らねども逝きて七年おーい宮本

2018年9月17日 入選
棺に入る亡父(ちち)に向かひて我ひとり夜はいつしか白々と明く

2018年7月11日  入選
初夏の日に蜃気楼なるめらめらが若葉に舫ふ原爆ドーム

2018年5月9日 入選
てやはるの川に遊(すさ)びし春鴨の尾を立て潜る水の煌めき

2018年3月26日 入選
玻璃窓に冬の赤月見えしとき生命あるもの息を調(ととの)ふ