5月1日に北京の清華大学において、「女性の囲碁の発展」をテーマとした国際シンポジウム
(主催:中国囲棋協会、清華大学「囲碁文化交流研究基金」)が開催された。
日本、韓国、アメリカ、ヨーロッパから招待されたメンバーが各国の状況と今後の発展のための展望を発表した。
発表者は以下の通り。
滝裕子 (世界ペア碁協会副会長、日本ペア碁協会常務理事、国際囲碁連盟理事)
山城宏 (日本棋院副理事長)
梁宰豪 (韓国棋院事務総長、国際囲碁連盟事務総長)
徐大源 (韓国棋院理事)
今村俊也 (関西棋院理事)
マーティン スティアシニー (ヨーロッパ囲碁連盟会長、国際囲碁連盟理事)
アンディー オークン (アメリカ囲碁協会会長)
常振明 挨拶する 中国中信集団(CITIC)董事長
滝裕子世界ペア碁協会副会長・日本ペア碁協会常務理事は、女性への囲碁普及のために1990年からペア碁を
普及発展させてきた経緯を発表した。また他の発表者からもペア碁が女性の囲碁普及に大きく貢献している旨が述べられた。
中国からも囲碁の普及発展に貢献している中心的なメンバーが出席した。中国中信集団(CITIC)董事長の常振明氏が挨拶し、
今後の女性の囲碁発展のための協力を呼びかけた。常振明氏はアマチュア7段の腕前で、囲碁普及を積極的に推進している
第3回中国女子囲碁甲級リーグ戦前夜祭
シンポジウム会場
挨拶する 常振明 中国中信集団(CITIC)董事長
韓立新 清華大学教授(囲碁文化交流基金理事長)
発表する 滝裕子 日本ペア碁協会常務理事
アンディー オークン アメリカ囲碁協会会長
マーティン スティアシニー ヨーロッパ囲碁連盟会長
梁宰豪 韓国棋院事務総長
山城宏 日本棋院副理事長
林建超 中国囲棋協会副主席から
貴重な囲碁文化を示す絵の紹介がされた
常振明董事長と滝裕子常務理事
参加者全員で記念撮影