3月27日 アラブ世界へ


ハブ空港・カタールのドーハから
シリアへ入国



27日の深夜、関空を出航、翌朝
カタールの首都ドーハ空港に到着。

中継の時間待ちを利用して、
ドーハ市内を観光した。
砂漠のなかに
ビルの群れがつづく。
カタールは石油で成立した
砂漠の王国である。
面積は青森県ぐらいとか。

サッカー場、陸上競技場、
ラクダのせり市場
,
王立競馬場などを見学。

競馬場の厩舎は
お馬の御殿のようなところで、
石油の威力をまざまざと
見せつけられた。

ラクダのせり市場とは何だろう?

現在砂漠の旅行は自動車が主力で、
ラクダは使わないということで、
ついに、ラクダは牛と同じく食肉、
採乳のために競売にかけられる。

茶色、黒色、白色のさまざまな
ラクダが何百頭と並んでいた。
時代の変化をまざまざと思う。


半日のドーハ観光を終えて、
シリアの首都ダマスカスへ。

当初の宿泊は、
ダマスカスの予定だったが、
あいにく当市ではアラブ
首脳国会議が開催されるため、

ダマスカスから北部の
ホムスへ向かう。



古代オリエント史上、有名な戦車戦

かって、BC1280に、カデッシュの戦いがあったところが近い。
ホムスから西へ、オロンティス川がホムス湖へ流れ込む辺り。

エジプトのラムセスU世がヒッタイトムワッタリッシュ王のワナに
かかって、苦戦した・・・・華麗な戦車の戦いで有名なところ。



早くもアラビヤ文字の羅列だ。
当然とは言え、文字こそ
異質文化の魔物に見える。

欧州人が漢字の羅列が怖いと
感じるのも、頷けられる。

余談だが帰国してから新聞を読むと、
会議には反米派のシリアをはじめ、
イランや中立国などが出席し、
親米派のヨルダン、サウジアラビア、
エジプトなどは欠席したとの模様。