3月29日 パルミラ遺跡 |
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世界遺産パルミラ遺跡は BC19世紀から 砂漠のオアシスに建設された 隊商都市だ。 栄華をきわめたのは 隊商の最大のオアシスであった BC1世紀からBC3ごろだという。 |
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インド、中国、西域と、 数々の東西交易が盛んであった。 シリア砂漠を横断する シルクロードは 幾つも通っている。 その中で、 隊商たちはパルミラで休息を取り、 多額の通行税を納めたので、 パルミラは潤っていた。 |
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AD272年、 女王ゼノビアは クレオパトラの子孫と公言し、 政治の実権を握って、 ローマ帝国から独立を企てた。 しかし、 奮戦むなしく敗れた。 彼女はローマに連れ去られ、 悲しい結末となった。 |
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その後町は廃墟となり、 以後再興されることはなかった。 パルミラ遺跡は コリント式の石柱が現在も 150本ほど林立している。 そのほか、ローマ劇場、 ベル神殿などの遺跡が並ぶ。 |
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