モーゼのネボ山から死海に遊ぶ |
|||
---|---|---|---|
|
|||
|
|||
ネボ山の上から樹木1本も 生えていないまわりの 禿山を眺める 。 果てしない禿山。 モーゼの時代から禿山だったのか。 モーゼは彼を信じて ついてきた民衆に 何を食べさせたのだろう。 しばし感慨にふける。 |
|||
|
|||
|
|||
恐る恐る水の中へ入る。 ごつごつと沢山の大きな石ころが 足に当たって歩きにくい。 何でこんなに石ころが多いんだと 腹がたって腰を曲げて 石ころを拾い上げる。 つかみあげると 何と大きな塩の塊だった。 |
|||
大波小波があってバランスをとるのが案外難しい。 あとで気づいたが、
不用意にメガネをかけたまま、海に入っていた。 海中に落とす可能性が充分あったわけで、
そうなると大パニックになるところだった。(松本) 右側で高野さん、
悠然と(?)新聞を広げて浮遊。 |
|||
塩分30%の湖水に、 溶け込めない塩が 湖底に沈んでいるのだ。 浮力のためフラフラと水中を歩いて ヘソのところまで湖水へ入る。 恐る恐る湖に仰向けになる。 体がぷっかりと浮かぶ。 首を直角に持ち上げて あたりを見回す。 近くで浮いていたツアー客が 手に持った新聞を手渡してくれる。 |
|||
仰向けのまま、 両手を挙げて新聞を読むふりをする。 風が少し吹いて、体が不安定になり、 ひっくり返りそうになる。 新聞をツアー客へ返し、 うつぶせになって首をもちあげる。 湖の水が少しずつ流れているようだ。 体がはじめの位置から 大分移動している。岸から次第に 離れていくような気がする。 |
|||
私は再び仰向けになり、 背泳ぎの要領で 手足を動かし岸へ戻る。 わずか10分くらいの 浮遊体験だったが、 貴重な体験をした。 脱衣場で体を洗い、服を着る。 死海近くのレストランで 昼飯を取り、 ぺトラのホテルへ向かう。 |