|
||
---|---|---|
翌2日は ホテルから徒歩で、 世界遺産のぺトラへ向かう。 入場料を払って 約800メートルほど馬に乗る。 無論、 手綱はヨルダンの若者が持つ。 シークの手前で馬を下りる。 |
||
シークは 狭い岩の裂け目のことだ。 その狭い通路を15分ほど歩く。 両サイドが深い断崖である。 はるか上空に青空のかけらが わずかに見える。 |
||
シークを抜け エル・ハズネ(カズネともいう) という岩に彫られた巨大な門 (門の奥は広い空洞に彫られており、 中は何もなかった)や 王家の墓などを横に見ながら歩く。 ここは映画 「インデイ・ジョーンズ・最後の聖戦」が 撮影されたところだ。 |
||
ワデイといわれる 枯れた谷を登る。 右は枯れた谷、左は崖である。 有料でロバに乗る ツアー客も沢山いる。 およそ900段の石段を登ると やっと頂上である。 そこにはエド・デイルという エル・ハズネに似た大きな彫刻が 岩に彫られている。 |
||
|
||
有名なペトラ遺跡をさらに5km登ると頂上。
見晴らしがいい。 小石が積み上げられた大きなケルン。
頂上であることを示す。 ここまで登り切ったぜと梶原さん、 元気なポーズ。
山の頂上のケルンは 世界共通の人情のようだ。 |
||
頂上の広場には 売店などが並んでおり、 多くの観光客が休んだり、 散策したりしている。 不規則な石の階段を登るだけで 約50分かかった。 |
||
頂上からだらだらと降りたところに 岩に彫られた巨大な神殿があった。 ふと、見上げたら、 その高いてっぺんに一人の人が 悠々と立って居るではないか。 命知らずというか、 登ったら降りなきゃいけないが、 どうしたかしら |
||
しばらく休んで下山した。 一休みのところに 精悍な男たちがいっぱい。 甘いお茶にしばしの休憩の後、 岩だらけの緑のない山を眺めながら ゆっくりと歩いた。 |