「高い高い」対局 互先　高野圭介(碁吉) vs 先番　権 五�� 　先番コミ6.5目出し 日韓大学OBOG囲碁交流戦 2005年11月19日 於　韓国棋院（ソウル） 199手完　黒中押し勝ち 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高野圭介 南治亨初段の解説に聴き入る対局者二人
やや！ 日韓ゴキチ	対局前に名刺を交換した。 　明知大学校　囲碁学科　専任教授と、肩書きにある。 　囲碁大学専任の先生ではないか！ 名前は「権五�普vとある。何と、「権の碁吉」と読めた。 やや！ゴキチ？ 高野のゴキチ会とのゴキチ対局。
高い高い	黒第一手が高目。ややあって、私は「五＊五」に打った。 二人は共に眼が合って、あははっｈと、二人笑ってしまった。 「高い高い」楽しいファンファーレが鳴り響き、 対局開始。
南治亨初段	局後 しゃきっとしたご婦人が現れた。 南治亨初段（韓国女流棋士集・新刊「蛾眉」p.26 ）である。 南先生は英語、日本語も流暢。海外活動にも優れ、 国際女流棋士としては日本の重野由紀二段と双璧。 解説をお願いしたら、気持ちよくお引き受け下さった。 開口一番、「五＊五は見たことがない」と。
南先生による 進行の要点 （上記写真）	戦うべし	白38は気合い良く、39と、タタキたかった。 　　含みに、黒34から、左下へコスミツケがあるから・・・。
	先手を打て	白76は。68からカケツギを打って、白の補強が先手であった。
	中へ打つ	隅の白82ハネは、中へ85と、フクラミが力強かった。
	勝利への 作戦を！！	白132は決め所。 この碁の急所：「中央の「8のL」に、オス。 黒が133で余所に打った時、 その後、下辺の黒にアタック！ 右隅「２のQ」に、ハネカケツギ。黒が隅に一手入れた時、 　　25の左下の置いて、黒に眼がない。 もし、黒133で、下辺手入れなら、 白は「15のM」に力強く押す。 ">
	なお、 イーブン	黒133はアジが悪く、104の下が双方の急所で、 ここへ、オシが最善で、ケイマが薄く、この辺り、 　　なお形勢不明とか。 （そうかなぁ・・・私は不利を自認していたが・・・）
	大石を狙え	帰国後、推敲の上、発見したが、 　　白170はラストチャンスであったかも・・・。 つまり 　　通常は譜の進行で申し分ないが、本局では小さくて、 一路上から、ノゾいて、大石に「ご用！」が最善だったか。
決定的	うっかり	決定的敗着は白182。　黒183をうっかり。
権教授の メッセージ	対局後、ゴキチ専任教授から、メッセージを頂いた。 「高野さんの碁はいやが上にもスケールが大きく、全局を見て、打ってこられる。 黒123と、要石が取れて、安心した。 しかし、いつまでも下辺の黒石に眼がなくて、危機一髪でした。 楽しい碁でした。ぜひ又お手合わせ頂きたいものです」

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