須磨離宮前クラブ熱戦特撰譜

2018年6月18日(月)





第1局

高野圭介9段   vs  四子 新村鉄三郎5段

白9目勝ち


新村さんの碁は相当打ち込んだ碁である。のに、驚いた。
品格があって,筋形に明るく,力強い。

「どこで打っておられるのか?」と聞いたら,
「AIの囲碁ソフト」だけなのだそうだ。

独り相撲で、よくもここまで・・・と、感嘆した。

                                高野圭介 感想






第2局

高野圭介9段   vs  6子 宇佐 健 3段

             黑中押し勝ち


                                    自戦反省 高野圭介


手合い違いのようで、白にチャンスらしいものは来ず仕舞いだった。
5子でもどうなるか?知れたものでは無い。





第3局

高野圭介9段   vs  4子  田中弘光5段

            白4目勝ち

                                       自戦反省  高野圭介

「面白い碁でしたね」・・・と,言ったら
「勝たないと面白くもない」と、言われる。

もっともな話である。

 
その昔,1999年の春,碁吉会姫路大会のことである。
宴会の後,「囲碁観発表会」と称して,全員が碁のことを語り合った。

岐阜の有我さんが「私は碁さえ打っておれば楽しい」と発言。
西宮の谷口さんが「へー、私は碁は勝たないと面白くもない」と。
加西の上坂さんが「碁はどちらかが勝つ。勝たないと面白くないとは?」

こんなことがあった。   懐かしい。   高野記