のどかな水郷都市・杭州

                                                  杉田明子

杭州・西湖・六和塔画報

 水郷都市
浙江省の省都でもある杭州。
北京から杭州まで大運河が街を貫いている水郷都市でもある。
運河のほとりに並ぶ柳がこの町によく似合っている。 

    
 のどかな船旅
私たち一行は湖浜公園から遊覧船で、三潭印月を経由して、
湖浜公園へ戻る1時間ほどの船旅だったが、何とものどかな船旅だった。

湖面では、手こぎの小舟で、観光客らしい数人が、自在に浮かんでいるのも見られ、
ここでは、ゆったり、のんびりがよく似合う絵になる風景だった。

漕ぎ出でて三潭印月水温む    明子



一番美しい都市
13世紀にこの地を訪れたマルコポーロが、「世界で、一番美しい都市」と絶賛したとか、
時間が許せば、ぶらり歩いてみたい街だ。

 『茶経』
陸羽という文人の像が建っている。
陸羽は14年の茶の研究を『茶経』にまとめ茶人として知られている。

ここは茶どころ。

          
龍井茶 
杭州は中国随一の龍井茶の故郷としても有名だとか、
よく手入れされた見渡す限りの緑の宏大な茶畑が美しい。

帰りに 龍井茶を買って帰ろうと思っていたのにすっかり忘れてしまった。
少し残念。