望外・乙組優勝の弁 関口 清 |
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甲・乙組 二つの 戦場があった。 |
実は私、関口は昨年の景徳鎮での第15回大会は甲組で参加し、 ラッキーにも4勝3敗の成績であったが、 最近の日本での対戦成績は負けの一方で中国での強豪との対戦は 自身喪失で3段にて登録し、乙組での参加とした。 通算10回の連続出場している欧州囲碁コングレスでは3段で参加し、 5勝5敗前後の成績であるだけにもともと3段出場が適当と考えていたが、 今回はからずも7戦全勝という成績となり、乙組の優勝を勝ち取った。 私にとっては望外の成績であった。 |
乙組のレベル | 今回改めて甲組と乙組のレベルの差を感じた。 私と対戦した中国人相手は全員3段の段位の方々であったが、苦戦したのは2局のみ、 あとはゆっくりと余裕を持って打つことが出来た。とはいえ、 競り合いの局地戦では一歩誤ると負けになる場面は多々あったことは事実である。 因みに、乙組参加の3人は井上2勝5敗、赤田2勝5敗、関口7勝0敗であった。 |
来年は甲組で | 今回の対戦成績は私にとってはえらい自信となった。 最後の食事のときにある中国人からあなたの実力なら 来年は4段で出場できるといわれたこともあり、 来年参加できる場合は改めて4段にて出場するつもりでいる。 |