老いて矍鑠・学而会

神戸商科大学第4回生同窓会傘寿記念

神戸ポートピアホテル
2010年10月28日

                                               高野圭介




 
傘寿を迎えた。 
学而会:学四会:神戸商科大学第4回生:
まあ、いろんな省略というか、呼び方もある。

同年代だから、殆どの者が同時に傘寿を迎えた。
老いて矍鑠・同窓会である。

同窓の酒の場   
私はいつもだが、行こうとしても、酒の場へは足が向かない。
足の野郎が連れて行ってくれないのだ。

しかし、今年は違った。傘寿と聞いて、足が動いた。
こうなりゃ、しめたもの!いそいそ出掛けた。

最も健康そうな22人 
卒業時、200名の内、何と、3分の1が帰らぬ人となっている。
亡き友への黙祷はレクエイム。
へー、あの人も、ほー、あの君も、何と彼が・・・と、オドロキだった。

最も健康そうな22人が集まった。

ここに、そうな・・・と言ったが、寄る年波に身を委ねている身だ。
ここへ来れるぐらいの健康ということである。
それでも、さすが、皆さま顔色も良く、シャキッとしている。




一緒に遊んだ友人   
初め、顔の焦点が合わなかったが、10分、20分と経つ内に、
輪郭どころか頭の中まで、見えてきた。

やはり、軟式テニス、硬式テニス、木村の二階での碁・将棋。
その昔一緒に遊んだ友人達が一番話が合う。同じ釜の飯というやつだ。

学生時代のこと 
出てくる話って、
「高野のことは碁のことでいろいろ聞いている」と言われたが、
碁の話もいっぱい出た。

まことたわいもない学生時代のこと、友達の友達の消息のこと。
・・・結構楽しかった。






神戸商科大学 学歌

赤松 実信 作詩
小玉 俊夫 作曲

1
 

 紫紺遙けき山なみに
玲瓏の気の澄み渡り
投影著き大白亜
光に映えて聳え立つ
此処ぞ栄えある高丸に
ああ経世の意図を見よ

2
 

翡翠色濃き山峡に
凜冽の気の冴え渡り
抱負は遠く天翔る
切磋琢磨の聖学府
矜持もその名高丸に
ああ済民の至情燃ゆ

3
 

澎湃寄する播磨灘
松籟に鳴る潮騒に
向伏す丘の白雲の
消えゆく末の淡路島
歴史に薫る高丸に
ああ青春の夢多し


注: 神戸商大が兵庫県立大学と変わるので、本学歌は廃歌となる。
作詩の赤松君は龍野高校同期、学4の同窓生。諧謔の大好きな愉快な男だ。

足も手も 
又の日はいつの日か?

足を向けようにも、
足が消えて見えなくなっているかも知れない
テニス・足ニスというが、おお、命より足の方が大切なのか。

でも、足が無くても、手があったら碁は打てるぞ
・・それは知らんかった・・・。