淡水句会
2019年12月17日(月)
高野虚石:吟詠俳句集
月例 淡水句会
高野圭介
どんどん和気藹々の雰囲気。 矢張り皆がずーっと顔を合わせて居るのはベスト。
当日の特選作
一人15句出句・全150句内 中杉隆世・他 選
中杉特選
冬の川砂州は流れのその中に 高嶋 衡
平岡特選
人生は螺旋の如し落葉掃く 難波和子
中杉入選
高らかに夜明けの歌よ冬の濤
高野虚石
中杉入選
にぎり寿司覗きに来るか冬鴎
高野虚石
高野虚石
選
特撰
風なくもひとひらひとひら舞う枯葉
藤田
公昭
大銀杏は木のてっぺんから風がなくても
一片一片ぱらりぱらりと舞いながら落ちてきて
12月前半の半月の間に裸になった。mi
選2
華やげどなぜか哀しき毛皮かな 今城公徳
選3
外套を被しロボットの貌いかに 中杉隆世
選4
人生は螺旋の如し落葉掃く 難波和子
選5
冷ややかに機械化したる人間よ 中杉隆世
選6
見渡せば眺むれば見れば須磨の秋 源光寺
({3段切れの名句として知られている)
たる人間よ