根拠を奪う急所(白9)の一手に降参

                                      大工原 磐 自戦記

高野圭介 vs 三子 大工原 磐

2008年8月25日 於 神戸サロン

77手打ち止め


喜寿碁
 喜寿おめでとう御座います。
真剣に77手止めで、打つていただきました。

対局を振り返りますと、
大局的な構想力の不足らか、白9で根拠を奪われ、
77手の最後まで
終始不利な攻めをしいられた。

局後の勉強会
(1)白5下がりに対して、黒は下に一間トビ(白9)がよく、
すでに入手していた囲碁研究9月号
泉谷英雄八段の掲載内容の通りで、
自分の勉強不足であった。

その他、読解力不足とヨミが浅い。
反省点多々・・・



(2)攻めと守りを兼ねたバランスの良い手。
研究不足多数・・・

黒18のヘタコスミ、黒のケイマトビは中へ一間トビ、
白35ニ対してケイマの受けでなく一間トビで
3子の白31・33・35に対して攻めている。



(3)白37対して黒38は良い手で、本譜
白のノビコミはコウイキでなく、隅は死んでいる。

そこまでヨメないのが哀しい。


(4)以上ほんの一例ですが、
みんなで、わいわい楽しい検討会だった。

先生がいつまでもお元気でおられ、
風鈴会のご指導とご鞭撻をお願いします。

有難うございました。