名士教授杯本戦第6局

互先   共  建
   vs   先番   高野圭介
      gong jian         先番7.5目コミ出し

2016年5月10日  於 ヒルトンホテル

191手以下略    白半目勝ち



                                      高野圭介 記




友達の友達はまた友達だ。余昌民・唐騰・張兵の三人は心の通った友の友・・・・ここに登場


本局は第五局目

この碁、金同実先生がずーっと見ておられた。

局後、金先生は黒81に異論を!ここでは、81とノビないで、
三路上を単にキルのである。
後の変化はいろいろあるが、白は苦戦と。

黒だかりの観戦者

私が余り面白いことばかりするので、いつの間にか観戦者が。
周りが暗くなってきたと感じたら、観戦者が黒だかり。
楽に残っているのに、変なことをして、おまけに半目・・・とは。


面白かった黒のシノギ

立ち上がりから、白の強烈な攻めにシノギに黒35からが面白かった。
手順中、黒41。黒51。黒61・・・そして黒63と、虎口を脱したのである。

逃した急所キリ

黒85は中央の急所をキリの一手だった。「大きく攻めよう」とは虫が良すぎた。

それにしても、苦心の手順でもぎ取った右上隅

何という緩着。右上隅に手入れしておけばお終いのウンだった、、のに。
整地して、半目の負け。ナンタルチアの結末だった。

                                高野圭介 自戦記