神戸華僑の皆さまとの碁会 高野圭介自戦記 陳嘉鋭九段 vs 高野圭介 二子局 2005年5月22日 於 神戸華僑会館 137手完 白中押し勝ち 陳老師とは本当に長い付き合いである。 1985年宇太郎先生率いる訪中団の一員として、中国の赴いたときから、 延々30年間、即かず離れずおつき合いが続いている。 だから、奥さんのメイさん、お嬢さんのヨシイちゃんもよく知っているおつき合いだ。 それが、神戸の華僑の方々の碁会とご縁が出来て、 図らずもまた、陳老師のご指導を受けている。 たまたま、 「いちど、私のホームページに老師の指導碁を載せたい」と、 申し上げたら、快く承けていただいた。 それがこの棋譜である。
陳老師は「100手までぐらいまでは打てている」と総評。 以下、解説を基に記載する。 黒10は11から、押し込むのだったか(自戒)。 黒60は高野さんらしい見当の手と、評あり。 黒70は証文の出し遅れで、96にハネはどうだったか(自戒)。 黒44.78.82.のキカシは適切で、機敏と、評。 黒84ツケも高野さんらしい佳手と、評。 黒106は敗着で、122に先着し、126にノゾクと、中の白に危険がある。 そう打つべきであった。 |