吾が輩の碁の師匠は高野圭介君である 福岡弘造自戦記 高野圭介 vs 三子 福岡弘造 2005年7月12日 於 八重洲いずみサロン 187手まで、白中押し勝ち
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吾が回想記 奴さんとは戦中・戦後、幼稚園・小学校・中学(旧制)・高校・大学と 苦楽を共にした70年来の友人である。 喧嘩でも相撲でも負けるものは無いはずだが、 碁だけは別、何子置いても最後はダメ。 思い起こせば奴さんの碁の歴史は大学入学直後に始まる。 それ迄何でも一緒に行動したのに 吾が輩は山岳部、奴さんは囲碁部(それも奴さんらしく創立)と別れた。 時々吾が下宿に現れては熱心に囲碁部に引き込もうとする。 シブシブその教えに従って並べたのが吾が囲碁史の始めである。 今にして思えばその時に奴さんに負けてなるものかと もっと努力すべきであったと悔やんでいるが仕方が無い。 吾が輩が肺ガンを得て、青息吐息であったが、やっと小康を見ている。 今更反省でもないが、原因はタバコかな?と、私は思っている。 体力的に田舎の墓参りを断念したので、良い機会と相見えた次第。 病気の為、奴さんとは3年振りの3子局。 最初は或はと思ったものの、結局途中投了。 ああ乞、先生酷評の程を。
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