王汝南先生のこと

2014年5月18日早朝散策で、出逢う

                                          高野圭介

 


 早朝散策
5月16日広州からのフライトでやっと宿舎に着いた。
たまたま居合わせておられた王汝南先生とが「お久し振り」と抱き合った。

18日早朝6:30に泰子さんと待ち合わせて散策に出かけたのだが、
またまた散策中の王先生に出逢った。

「ッアオシャンハオ」と、記念の写真である。

 中国5段
私がこの名人教授杯に初めて参加したのは1999年の済南大会。
一生懸命打って、気が付いたら9位入賞。(当時はベスト10まであった)


それから、北京に帰って、中国棋院を訪れたとき、
王先生が「一局打とう」と言われて、打ったところ
「中国5段を差し上げましょう」と言われて、戴いた。

 チベット行き
あるとき、家内とチベットに行こうと、中国棋院に立ち寄ったところ、
「高野さんはもう70を過ぎいるんですか?
中国では,70歳の大台に乗ったら、チベットへは行かない。
高山病が怖いんですよ。大丈夫ですか?」

その足で、私らはチベットに行って、やはり見事、高山病に罹りました。

 蟻のから揚げ
その後、いろいろあった。

蟻のから揚げを食したり、たいへんなご馳走になったこともある。
ほんとうに申し訳ないほどお世話になりました。

昨今、テレビの囲碁番組で、王先生の解説で、中国の碁をよく見ます。
先生のお元気そうな温顔に接して、嬉しく感じています。