結城敏郎先生を囲んで

2019年12月18日(火) 於 風鈴会道場








                                      
高野圭介 編

 


蘊蓄は山から石に冬嵐   虚石

 
 結城敏郎先生とは1980年代からの交流がありました。

当時、私と東レの共同特許で「エクセーヌの碁盤」を作っていましたから、
東レの瀬田寮での碁会を催しました。


東レ・エクセーヌ碁会

                                 
  竹内 聰

集合写真は198?年に、東レ・瀬田川尞の庭前で、
瀬田の唐橋を背景にして撮影したもので、
東レ・藤田勲氏からお送りいただいたものです。



少年の日の結城聡九段。結城敏郎先生・坂井秀至プロのお父君孝至先生や
大川尚子さま、風呂本富雄さまらの懐かしいお顔が見られます。


http://gokichikai.jp/gokichizenya.html


 


結城先生は2019年和歌山のねんりんピックで、
決勝で敗れはしたものの、今打ち盛りです。

冬山や黒酢海藻力瘤   虚石




 

互先 高野圭介  vs  先番 結城敏郎

              6.5目コミ出し

226手完  白3.5目勝ち

 


 


序盤からAI囲碁の花盛りです。すでにがっぷり四つの雲行き

AIや冬の碁盤をねぐらとし   虚石

 


黒165・白166・黒167と大フリカワリは本人同士も分からないまま

立ち替わりフリカワリして霧の中   虚石




指運はひらひら銀杏の落ちるとこ  虚石