高野圭介 百人一譜

      

白 高野圭介 vs  先 東屋 弘
         
  コミ10目貰い

                記録 川口隆司

2015年10月06日  於 風鈴会

280手完   白4目勝ち

                              風鈴会 東屋 弘 自戦記





碁吉会の盟友
東屋さんとは G and G つまり碁とゴルフの友達。棋力も一番近い。
第一、大分・別府の遠征碁会でもいつもご一緒。行動力も抜群だ。

昨今の気力充実は大抵では無く、この春、須磨区老人囲碁大会Aクラスで、
私が欠場した穴を埋めて、しっかり優勝の栄に浴したばかりである。

                            高野圭介 記

囲碁の打ち方
高野さんと初めてお会いしたのは、数年前、
神戸市須磨区の区老連囲碁大会だった。

対局後、誘われて風鈴会に参加させていたき、
また碁吉会にも入会し、微力ながらお世話もするようになった。

風鈴会では「囲碁の打ち方」について薫陶を受け、
私自身の囲碁の考え方、勉強の仕方も随分変わり、
当時に比べ1~2目は強くなったと自負している。


元々強かった  
東屋さんは元々強かった。

私の持論ですが、「
置碁は人格を変える問題がある」と思っています。
置碁からの脱却(Ⅲ)のサンプルとして、2012年9月の將碁友の会・Pリーグ戦より

黒の活気に満ちた 高野圭介 vs  東屋 弘 戦を引用したことがあります。


まわしに手が
かかるよう
になった


さて、「百人一局」だが、序盤、左下隅の活き方に問題があり、
出遅れたが、右下隅の攻めに回り、優勢になる可能性があった。
しかし、ここを上手く凌がれ、難しい状況になったと思う。
中盤に、上辺を破り、追いついたと思ったが、
終盤、主導権を握られヨセで突き放された。


いろいろ反省点が多い対局だったが、以前に比べ、
ようやくまわしに手がかかるようになったと実感している。
今後、一層の精進を心がけたいと思っている。