置碁からの脱却(V)


置碁は人格を変える問題がある

高野圭介 vs  東屋 弘

2012年9月の將碁友の会・Pリーグ戦より

                                          高野圭介 自戦記


囲碁の本質に関する高野エッセイの一部

 116
 置碁攘夷論

 133
置碁風からの脱却(T)

 134
置碁風からの脱却(U

 223
一着の価値の格付け

 231
碁吉会を三段論法で考える

 236
置碁と互先の碁

 238
上手と下手の対照

 325
年齢は単なる数字? 段位も単なる数字? 

                           
置碁廃止論派  
私は同じ人と2子局と4子局を打った。
4子の置碁では、生気の無い置碁となったが、
2子局ともなれば、俄然昇り龍の如く活力が漲ってきた。

すなわち、置碁の石数が増えてくると、メンタル面で
問題が生じてくるのである。

石数が増えてくると、とんでもない碁に下達してしまう。
この事実をどう把握するか!

2子局
高野圭介  vs  2子 東屋 弘

2012年8月 インターネット碁
307手完 白2.5目勝ち

黒石が活気に満ちているではないか。




4子局
高野圭介  vs  4子 東屋 弘

2012年9月 インターネット碁
295手完 黒2.5目勝ち

4子も置けば、不思議な現象が起きている。

 


置碁考

3子局と2子局を考える
家田隆二八段 vs  3子 原田芳宏
 

 同じ原田さんの碁で、
私(高野)との2子局をここに紹介しますと

別人の原田さんの着手が3子局では現れない
自由奔放で、生き生きとした碁に
なっているのを比較して下さい。