新春に贈る私のギネスの碁



吃驚仰天!壮絶な目隠し碁

このような実戦碁がこの世の中にあった。

 
燕京木野狐紀行

2009年5月12日~20日


                                         高野圭介

鮑雲さん
2009年、中国アマ・チャンピオン鮑雲さんの壮絶な目隠し碁を体験した。

私は盤を見て打つのだが、鮑雲さんは頭の中の座標だけで打つのだ。
鮑雲さんは勝っただけでなく、最後のダメの一手まで確かに打った。

お膳立てして戴いた唐騰さんに感謝である。

 


2016年1月4日:正月号に神業の鮑雲さんの壮絶な「五人打ち目隠し碁」が紹介された。

 


鮑 雲さん (27歳)は盤を見ないで碁盤に向かった。 最後のダメの一手まで打ち切ったのに驚嘆した。

 

 急所でぐらついて、調和を失った

白  鮑 雲 (盲棋)  vs  先  高野圭介
  
2009年5月15日 於 囲碁サロン「天地間」

214手以下略 白中押し勝ち 所用時間 4時間

                                     高野圭介自戦記


 
         棋譜(リンクしています)

目隠し碁で
頭の中に盤全体を入れて、そこまで読み切るなんて。
私は白144に驚き、白152で死にを確認して、投了しようとした。
しかし、
唐騰さんは
「最後まで打て!」と檄を飛ばす。
そうだ、その約束だった・・・と。

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碁盤が完璧に頭の中に入っている査証だ。