武蔵の二天一流・・・生死の間

武蔵は一分の兵法から大分の兵法へと関心を移していったという。

                                                    高野圭介





 
武蔵は一分の兵法から大分の兵法へと関心を移していったという。その意味するところは
鍛錬された個々の戦いもだが、周囲の状況を把握して、あらゆる環境、条件を有利に生かそうという変化。



いちど負けたら(死んでしまったら)お終いなのだから。

 


「勝負強さの研究」・・・ここ一番に負けない100のポイント・・・折茂鉄矢著 より抜粋 (1)




武蔵の名言

 
打ち込む態勢を
つくるのが先、

剣はそれに
従うものだ。



勝負とは、 敵を先手、先手と
打ち負かしていくことであり、
構えるということは、
敵の先手を待つ
心にほかならない。

「構える」などという後手は
邪道なのである。


構えあって

構えなし。

 

 
武蔵の「底を抜く」

「底を抜く」とは一瞬の安堵感のような緩みの隙を突いて、とことん勝ち切ること。

武蔵は刀を交える前に徹底的に下準備をした。勝てると判断してからの戦いは、自然と勝った。

宗矩と武蔵の強さは「碁で言えば井目くらい違う」

 


「勝負強さの研究」・・・ここ一番に負けない100のポイント・・・折茂鉄矢著 より抜粋 (2)