SOME MEMORIES・・・・折々の囲碁のことなど
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 高野圭介 |
||
エクセーヌの碁盤 | 「布の碁器セット」発売の広告が見付かった。 月刊誌「月刊碁學」1982年1月号p.150記載の広告である。 1978年、中国を訪問(宇太郎最高顧問以下20名)して以来、製作に取りかかった。 1981年布の碁盤を試作、1982年月刊碁學より発売した。 1983年頃、東レをエクセーヌの碁盤を開発。共同特許を取って 日本中に発売した。 「東レが開発したスエード調高級人工皮革「エクセーヌ」碁盤。 石が滑らず折りたたんでもシワになりません。折りたたんでバッグにスッポリ。」 という触れ込みです。 それから30数年間。 私は布の碁盤・今では昇格してエクセーヌの碁盤と共に歩いてきた。 感慨深いものがある。 |
|
三つのご褒美 | 山崎町、宍粟郡、の地域における囲碁活動で、文化振興に寄与したと、 「山崎町文化功労賞」を受賞。 山崎町での子ども囲碁教室やご婦人方の風鈴会活動などで、 兵庫県の「のじぎく賞」を受賞。 関西棋院宍粟支部長として、関西棋院の囲碁活動に多大なる尽力、 貢献があったとして、「関西棋院普及功労賞」第一号を受賞 |
|
六世代の囲碁交流 |
囲碁には六世代の交流がある 今の自分には 私なりに応援の気持ちを贈るだけのことぐらいだろう。 |
|
若者への援助 | 1.全日本高校三位の倉科夏奈子さんの輝かしい将来に声援を送っている。 具体的には、私の棋書から、重要なものを選んで数十冊贈呈しました。 夏奈子さん囲碁一家の皆さまにも大いにお役射に立てて貰うよう念願しています。 2.岡田考一郎君が小学生となって、囲碁を始めました。 関西棋院普及部の囲碁教室でのお勉強です。 賢明な孝一郎君は資質充分と見ています。そこで、 私の蒐集していました「囲碁かるた」「入門書」それよりも 「ご父兄への囲碁界事情に纏わる資料」などを贈呈しました。 お役に立てば嬉しいと思っています。 3.足跡を残して欲しい二人の少年が居ます。 大分の福本龍生君。芦屋の表 悠斗君のお二人です。 実戦などでご両君の育成を見守りたいと思っています。 私に出来ることがあったら、協力は惜しまないつもりです。 |
|
今後の取り組み | 高齢の体力に併せて囲碁活動も相応の範囲となってきました。 心の通う求道的な棋友らと囲碁を囲む楽しさを歩んでいます。 1.初心会 囲碁入門という碁の手ほどき。 白黒の石のキャッチボールから。 2.若愚会 有段者指向の基礎学習。、碁をどう捉えるか。 筋形を整えてスマートな碁を目指す。 3.風鈴会 高段への道しるべ。盤面の石のたたずまいを正す。 碁を味わいながら、囲碁哲学を模索する。 |