泳ぎの最終公案・・・バランス

泳ぎの進歩・・じっくり泳ぎ込もう400metreの泳ぎ


泳ぎの最終目標・・・400metre



                                           高野圭介


古式泳法の師範代・梅本和枝師範から
「水と仲良くすること」という公案を戴いた。
 

本日、水に馴染んでとか、水の柔らかさなどを感じながら泳いでいると、
100㍍から年末には300㍍を達成できた。


これが最後の公案ですと、梅本和枝師範から全身のバランスを注視との指示を受けた。

何のバランスか分からない。
体重移動かな?と、胸の辺りに重心を掛けると、頭が下がってきて、グンと前に出る。
素晴らしい発見だった。

聞けば、、、手と足のバランス。身体全体のバランスだそうだ。

ゴルフのインストラクター・西原正明先生は水泳も堪能だった。曰く
「水と話をしながら泳ぐのです。バタ足は短距離は必要だが、ゆっくり泳ぎは逆で、
魚同様、ばたつかせないで、ローリングしながらゆらりゆらりと振る感じ。


今まで、1本2本と数を数えて泳いだ。
今日は逆に、16本から15.14.・・と、終いに 3.、2、.1、0 と結んだ。
そうすると、追っかける距離が全く感じず、ユッタリズムで400metreが泳げた。

おお、400達成!

ところが、時間が不思議な変化がある。
300の時は15分であったのに、400になって、25分かかっている。
水の衣装を感じながら、ゆっくり水と話ながら泳いでいるからだろうか。

その後、20分になってきた。未だノーマルじゃ無いんだ。



 
1月19日(日)

「300過ぎると、バランスが崩れてくる。どこかに問題がある。」

インストラクターに看て貰った。曰く、、、

「右も左も腕を伸ばしたまま泳いでいない。だから身体が沈んでいる。」
「体幹が右左に揺れている。腹筋などの体幹に問題がある。この2点。」

ああ、これが公案の「バランス」か!

しばらくは 400をじっくり泳ぎ込もう。