早口言葉「Peter Piper」 異質のアメリカ文化に驚く 高野圭介 |
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Mark Okadaと アメリカの文化 |
もう40年以上というから1970年代の頃、1ドル/360円時代の話だ。 私は桑港棋院を独り訪ねて知り合ったMark Okada とツーカーの仲となった。
その間、アメリカの文化がどんどん生のままで私の家庭に浸透してきた。 例えば、金髪の白人にはコンプレックスが若干でもあったものが 一切吹っ飛んでしまって、裸の付き合いとなっていった。 |
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自由とは | アメリカは自由の国だ。 自由って、他のものから拘束・支配を受けないで、自己自身の本性に従うことである。 例えば、自由は拘束に対する自由の特権とすれば、何でも良いとばかりでは無い。 やはり、ある規範の中の自由という権利でもある。 |
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カッターシャツ | ロスアンジェルスの Bruce Thomson の妹Barbara の結婚式で、 ロスアンジェルス沖合のSt.Catharina に招待されたときのことである。 縦縞の入ったカッターシャツを着ていたら、無地でないといけないという。 但し、色は赤でも黒でも、何色でもよい。・・・・??? これがアメリカ文化で、理由なんぞ分かろう筈は無い。 |
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テニスの服装 | サンフランシスコの Lloyd Saxton の家に投宿していたとき、テニスに誘われた。 奥様の Nancy は「主人の許可を得てから、ラケットをお使い下さい」と言う。 Mark Okadaに、服装は襟付きシャツですか?と、聞いたら、 ほほう、日本では燕尾服にシルクハットでしますか?と、皮肉られた。 何でも良いということだった。 |
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Peter Piper | 私の帰国前夜、 Farewell party を催して戴いた。十数人集まった。 とあるフランス料理レストランで、興に乗ってきたとき、 私が「Peter Piper」を学んで、しゃべれると聞いて、 誰かが早口言葉「Peter Piper」をしゃべり出した。 それが全員がしゃべり出し、音楽のようにレストランを谺した。 マスターから注意され、子どものようにシュンと鎮まったのもほほ笑ましい光景だった。 “ Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers, Where's the peck of pickled peppers that Peter Piper picked? ” |