早朝、三人の煙草談議 ・・・・ラジオ体操への道すがら・・・ 高野圭介 |
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三人の会話 | 佐々木さん、真川さん、おはようございます。 あら、この、ブラシの花、散ってしまって、影も形も無いなぁ この陸橋から帽子飛ばしたら、百年目だよ。 須磨浜の白砂青松には風情を感じますね。 私らが子どもの頃は、本当に真っ白の砂でしたが、 埋め立てて、あの白砂はどこかへ行ってしもうた。 |
日本語の表現 | 影も形も無いとか、百年目だとか、風情を感じるとか、、、 何でも無い他愛ない会話だが、 日本語の表現には優れたものがあるんだなぁ |
今日も元気だ、 煙草がうまい |
今日もお元気で結構なことです。お互いにね。 そういえばこの間まで言っていましたね。 「今日も元気だ、煙草がうまい」なんて。 それから、三人三様の煙草談議となった。 |
三人三様の 煙草談議 |
「私は中学2年の時終戦でしたが、その前後は世の中が悪くて、 悪い先輩から煙草を押しつけられたりして、、、 12歳で煙草を覚えさせられたりしました。 40歳でピタッと止めましたがね。」 「私は中学5年でした。学徒動員で、毎日工場行きでした。 そこで、煙草を覚えて、今日も元気でした。(笑い)」 「私は小学6年でした。煙草は無かったですが、 予科練帰りの血気盛りによう殴られました。」 「あの当時、一年二年違いが運命の違いみたいなものでしたね」 |