宇太郎先生の天才たる所以

宇太郎先生の私への指導碁に、井山:柯潔戦が潜んでいたとは。

 
天才宇太郎の殿堂入り

棋界三天才との接点


                                            高野圭介




 
 


柯潔が井山に挑もうとしていた目論見図
世界No.1の柯潔・・「梁山泊」2015朱夏号p.13より




1997年8月2日生れ 年齢:18歳 浙江省出身
今をときめく柯潔と宇太郎先生と同じ発想!


 

「雨洗会」での宇太郎先生vs高野圭介の対局譜



宇太郎先生と柯潔が同じ判断だった!

1987年頃、大阪の関西棋院で、宇太郎先生を
囲む月例の「雨洗会」三木正幹事があった。
私も鋭意参加して、宇太郎先生にご指導いただいた。

ある日の指導碁で、左上隅の変化となった。
私は黒は隅と中を打って、デカシタ!と思っていた。

局後、手直しの時、
「高野さん、こういう打ち方は止めた方が良いですよ」
たしなめられたが、私は黒が隅と中を打っているのに、
何の問題があるのだろうか?
と思いながら
「はい、解りました」と引き下がりました。
とは言え、今日の今まで、腑に落ちなかった。

まるで酷似した図が「梁山泊」2015朱夏号に記載。

私の星と井山の一間シマリが違うといえば違うが、
私は「あ、黒が割かれている!」
改めて見直している次第。

「碁というものは受け取り方で、全く逆になる!」
宇太郎先生と柯潔が同じ判断だった!




1978年、宇太郎先生に随行して、中国へ行った。




初めての中国。あれからほぼ40年続いている。