結城聡NHK杯制覇の祝賀会

第56回NHK杯選手権保持者・結城聡祝賀会席上指導碁



藤井秀哉七段 vs 定先 高野圭介
            白11逆コミ出し

2009年7月4日 於 アマダホテル

15:00〜16:00の1時間の時間制限のため、
126手まで時間切れ打ち掛け

                                                 高野圭介自戦記


全日本制覇・第56回NHK杯選手権保持者尊敬する結城聡九段の祝賀会の出席した。
めでたさも鶴と亀とが舞い踊る会場に我が結城先生が見上げるような体躯で現れた。

すでに、巨匠の風格が滲み出ている。さすがである。


結城先生とはまさしく永年のお付き合い。


いろいろありました。詳細に記しています。

 

碁吉会以前の足跡

1985年 結城初段の頃のエピソード。

東レの瀬田寮で一泊の東レの新年碁会が催され、
その時結城聡先生を招聘してご指導を受けた。


そのとき聡先生父君敏郎さまも来られたし、
特筆すべきは聡先生の親友、坂井秀至プロのお父君孝至さまも
参加されていた記憶がある。

 
棋聖戦・結城聡九段 の冴え

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2005年2月26日

棋聖戦第五局の前夜祭にて


 「結城鶴聖と列車時刻表」

 
結城 聡九段 第25期 鶴聖戦
 
優勝祝賀会




 結城聡先生の晴れ姿

 
坂井秀至先生ご一家の方々とは
故郷を同じくし、旧交を温めた。


 碁吉会創立20周年記念囲碁大会には
格別のご協力を戴くことになっている。

そのとき・・・

坂井先生が全日本の偉大なタイトルに
挑戦されている最中なら、決起大会!

もし・・・
タイトル保持者となられていたら、
大会揚げて、祝賀会となろうことも
夢でもない。

いよいよ・・・
今回の結城先生同様、
前途洋々の将来に、
万雷の拍手で応援したい。




  会 場 風 景

 
  
懐かしいプロの先生方。

   
   
   

旧交を温めた棋友たち。

   
   
   




藤井秀哉七段 vs 定先 高野圭介
            白11逆コミ出し


 指導碁に、藤井秀哉七段と当たる。 座っていると、家田隆二八段が覗きに来られた。


「高野さん、どうして打つの?」
「ハイ、二子です」
「そりゃアカン。私と先の11目逆コミで打ってるんだから」
「藤井先生、向こう先で打って下さい、いいですか?」


高野式高中国流の真価を問う2局目・・・自動的に、先番の局となってしまった。



「いずみの会」50回記念大会REPORT
2005年9月

席上、藤井先生にご指導いただいている。

五の五の研究

藤井秀哉六段 vs 二子 高野圭介



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藤井秀哉評

 黒36
 一路上にトビツケル。これで白は参っていた。

 黒38
左下、69に掛かって、ここから打つべし

 
 黒72
佳手・これで、コミ分白損した。・・・黒優勢に。

 黒84  
難しいところだが、下辺を浅く消して、86から、ツケて打つところ。


ここで、黒損。貯金を叩きだした。

 
黒102



本局随一の難所と思った。長考一番の末だが、吉か凶か?

 
プロの道
ともかく、黒88から上に差し込んで戦う。
喰うか、喰われるかの熱戦で、勝敗を決する。

アマ好み
本譜、102と 柔らかい手で、右の白6子を包む態勢を。
ここにご馳走が出るのを期待する。


結果、黒は白を割いていて上手い。 再び黒の面白い形勢か。

打ち掛け
黒126手までの形勢判断は白はコミを出しにくいかも。