ビビッドな「大正七年の長い夏」
観劇レポート
2019年8月2日
「大正七年の長い夏」を観た。
「大正七年の長い夏」は淡水句会の後の食事会で
高嶋衡さんからお伺いした劇。
何でも、兵庫県劇団協議会50周年合同公演とのこと。
高野圭介
今回の観劇は碁吉会事務局長・盟友:東屋弘さんが予約を入れて戴いたり、
ご一緒出来たことが一つの切っ掛けにもなっている。
東屋さんは神戸演劇鑑賞会:サ-クル「社エイト」の代表として、
演劇鑑賞のお世話に鋭意挺身されている
。
東屋さんと齧りつきの観劇は凄い迫力で、
途中「もう一時間ぐらい経ったかな」と東屋さんに聞いたら
「一時間二〇分」という。
時間の経つのが解らなかった訳だ。二時間があっという間に過ぎた。
出演のアクターが全員隅々までビビッドと感じた。
主役が有って無しの如く誰しもが眼でものを言っている。
51人という精鋭の演出はたいへんだったとおもう。
昔のことを思い出していた。
小学生の頃、田舎に朝日座という芝居小屋があって、
小学生は観劇禁止だった。座が跳ねる頃、
前を通ると「お履きものは下から・・・」と聞こえていた.
終戦後、宝塚歌劇団を観に連れて貰って行ったことがある。
奇麗だった。
薪能は長田神社のご招待で、毎年8月1日観劇している
周遊道中、8月5日、湖水地方:
Lake
Windermere
でワーズワースに感化されて、英文の詩を詠んだこともあった。
今までに観劇のチャンスは余り無い.しかし、
最初に観たのは1988年の夏、イギリス単独周遊のときの観劇だった。
8月11日、はぼ周遊の終わり頃、 Stratford upon Avon に泊まった。
William Shakespeare の生誕地で、Sahkespeare 劇場があった。
初めての観劇。
『
The Tempest
』は初めてのオペラ。
舞台が後方が迫り上がっており、
ストール状の座席からは見やすくなっている。
意味がサッパリ分からなかった無かったが、
中休みを入れた観劇だった。
ロンドンに帰ってからジャン・ヴァルジャンの生涯を描いた作品
Les Misérablesを観た。凄いど迫力で感動した。
帰国してから夢をもう一度と大坂でLes Misérablesを観たのだが、
お芝居観劇はそれでお仕舞い。そこへ今回の久々の観劇である。