中外名士教授紹興囲碁大会

第16回中華商祖杯中外名士教授囲碁大会が2013年4月26-28日、紹興市にて開催された。
今年は日本より高野、井上、赤田、関口の4名が参加した。

主催は中国大学生囲碁協会と紹興市人民政府で総計79名の棋士が参加し、
甲組(5,4段)と
乙組(3段以下)の二組に分かれての個人戦7試合が行われた。

日本からの4名の内、甲組には高野さんが参加、残り3名の井上、赤田、関口は乙組にて参加した。

参加された中国人棋士の大方は昨年の第15回大会(於:景徳鎮)にてお会いした顔なじみの方々であったが、
地元の新しい顔ぶれの参加も見られた。

二日間に渡る対局を終えて最後の一日は「一日遊」のいろんなおもてなしが用意されて、ねぎらって戴いた。

                                            関口 清



 
熱戦の棋譜は各人の覧に記載しています



 紹興の大会が丸2日間で7局の消化は、相当ハードな日程かと思っていた。
その中を日本勢4名はまあ、申し分の無い足跡で、打ち上げたこと、先ずは喜ばしい。

持ち時間60分打ち切り。中国ルール適用。 大会風景。

                                    高野圭介






優勝
(第1名)

 関口 清

日本では未だ
見たことも無い
ガラスのカップ
を手にして、
嬉しかった。


お好み碁

関口と
李少年との

対局棋譜





 

大会の進行

泰子さんは緒戦に2勝して、以降、
遊有方先生、何香涛先生と私・関口らと
順次強敵と奮戦されました。






赤田徳子

私は参加するとはいうものの、一勝できるか
不安が付きまとうていました。
高野先生から、一生懸命に打っておれば、
必ず道は開かれる。と励まされました。

昨年のねんりんピックで、京都代表として
全国大会に出場した経験で、打ち込みました。

何と二勝できたんです。やれば出来るんです。
嬉しさいっぱい!感謝です。
あの人にもこの人にもお礼を申し上げます。




 



井上泰子

昨年に続いて今年も中外名士教授囲碁大会に
参加させていただくことになった。

中国の有段者の方たちと対局するのは、
私の棋力ではとても申し訳ないが、
攻める気持ちを大事にしながら、
集中して一生懸命に打つことを心して臨んだ。
昨年乙組優勝者の何香涛先生と対局となった。
黒番とはいうものの、手合い違いは明らか。
でも、一心不乱で盤に向かった。


 何香涛先生との対局譜。


 



 




高野圭介  特別賞受賞




高野・熱戦の棋譜