淡水句会

2021年5月20日(木)



高野虚石:吟詠俳句集





月例 淡水句会


                                
  高野圭介








中杉隆世師特撰

げんげんの花に出水の揺れ止まず  北山斗星


中杉隆世師秀逸

風紋を砂丘に描き南風去りぬ    大森 尚


虚石ご挨拶

ここ暫く欠席投句とさせて頂きます

参加者の句から選句しようとしましたが、
選句も臨場感という緊迫した気持ちが
あってのことが、よく分かりました。

どうぞよろしくお願いします。



こ私の主宰する囲碁の風鈴会で、
幹事長・大野民夫さんの提唱により、
風鈴会は暫く休会となりました。

「こんばんは!
突然ですが、新型コロナの感染者が急増し、
尚且つ感染力が強く重症化率が高い
変異株による感染が増えています。
このような状況にある昨今ですので、
可能な限り外出や会合は控えております。
従いまして、12日及び26日に予定している
風鈴会には下名は参加を控えたいと思います。
勝手を申しますが、
ご承認をよろしくお願いいたします。」
            幹事長  大野民夫

したがって、私は総ての句会・碁会にも、同様
万全を期して、暫く欠席投句とさせて頂きます。
           高野虚石拝




中杉隆世入選

二点句

 
熱い茶にみなぎる春の力あり    虚石


二点句


にべもなく知らぬ存ぜぬ四月馬鹿  虚石


二点句

 
向かひ合う二人静や夕餉膳      虚石


一点句

 
老ひらくの影を映して花筏       虚石