淡水句会

2022年4月21日(木)



高野虚石:吟詠俳句集





月例 淡水句会


                                
  高野圭介









 水 修  入選



朝靄や羽ばたく鳩の大団円   高野虚石

 
早朝、窓を開けたら、鳩の一団が輪を描いて飛んできた。



中杉隆世:清 水 修   W 特撰



老ゆるとは耐ゆることなり桜漬  平岡良一

 
自分では老いてますます盛んという感じで、「耐える」という発想は無い。kei



当日の虚石入選

虚石:十点投句中、五点入選


入撰

 
しめやかな読経流るる菜種梅雨      虚石


入撰


春の野や年格好の影法師          虚石


入撰


棚霞み無碍の姿を映し出し          虚石




大森尚さんが消えてから久しい。俳句でも囲碁でも賑合うに優るものは無い。