懐かしい八丈島の棋友と久々の碁


 
ひょっこりひょうたん島


昨今、八丈島の方言が消滅の危機に直面しているよ報道された。
器のことを御器と言ったり、「いらっしゃいませ」を「おじゃれやれ」と言ったり、
まるで京なまりのような高貴な雰囲気さえも漂わせている八丈方言が懐かしい。

八丈くらの坂 坂真ん中でよぅ わしも逢いたい人があるよぉ

そうだ。儂も(碁を)打ちたい人があるよ・・・・kei

                                       高野圭介


八丈ショメ節の一節 (知られない名曲)

 
「おみがあんかもうし、わかぼうくなるに、かんものしびでも、けろじゃなし」

 

これを日本の標準語に直すと、

 
「あなたが何もかもうて呉れなかったのに、私はおおきくなった。
薩摩芋の尻尾も呉れなかったじゃ無いか」


方言の危機
方言消滅の危機

現在、世界には6,000から7,000の言語が存在するとされているのですが、
その陰では2,500もの言語が消滅の危機にさらされているといいます

消滅の可能性がある言語は、ユネスコによって4種類に分けられており、
それぞれ「極めて深刻」「重大な危険」「危険」「脆弱」となっています。

このまま少数話者の言語が衰退していくと、2100年までには現在存在する
言語の3分の1、ないし半分程度の数千という数が消滅
してしまうとされています。



アメリカ国内でも、日本ほどではないにしろ、
西と東、北と南でアクセントや語彙が大きく違ってくる。

日本語の危機
言葉は貴重な文化で、北海道の「アイヌ語」や東京・八丈島などの
「八丈方言」など、ユネスコの調査で「将来的に消滅の危機にある」とされた
言語や方言を守ろうと、文化庁は保存や継承に向けた
取り組みを話し合う協議会を発足させました。




日本方言 本土方言 東部方言
八丈方言
西部方言
九州方言

琉球方言


『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で―』

ここに、「日本語が亡びる」というのは、
危機言語が消滅するというような意味ではなく、二重言語使用者による、
〈普遍語〉たる外国語(英語・フランス語・ドイツ語等)との翻訳によって鍛えられた
〈国語〉、絢爛たる日本近代文学の豊穣によって祝祭の時を迎えた〈国語〉が、
「英語の世紀」の中で衰弱し、日本語が単なる音声言語=〈現地語〉へと
堕してしまうことを指している。

   
お江戸は神田から八丈島へ




2007年に

37年ぶりの

対局だった。

 

東京は神田で、人なつっこい新雅さんと打つ


八丈 NO.2の気鋭永井良典さんとの一局


八丈島名人:土屋 久さんと打つ