開封の軋む石音 内外名人教授杯開封大会で、3日間七局の熱戦の跡である。 高野圭介 編 |
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大会の対局に対する新聞記者の目 大会には全世界から九ヶ国の国家と中国各地の110余りの碁友達は中国国粋の碁に陶酔しています。 彼らはもしかしたら肌色が違って、言語が通じなくて、あるいは碁年齢や環境もそれぞれ同じではない けれども、通訳がいなくても彼らは交流することが出来た。 彼らが碁石を打った音、対策を考え込む時が引き締まる眉間の表情と文学識深く 上品な談笑の声が交ぜ織って試合現場での最も独特な風景を形成した。 |
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上記は碁を知らない新聞記者の感想である。 私は70年間の囲碁活動の中で、名人教授杯大会ほどゆったりと悠々とした時の流れる碁会は無い。 こせこせと勝負にこだわるのでも無く、勝った相手を讃え、負けても毅然とし、いわゆる大人(タイジン)の碁だ。 このような囲碁大会は他には知らない。 開封大会も過去同様、素晴らしい碁会だった。 未完の対局のシナリオライター・洪州先生も参加しておられたと、後で知った。 高野圭介 |
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