「キッスだけでいいわ」
 




楽しくおもしろいお芝居だった。
                    kei


 

劇団ぷらっと 公演 観劇レポート

2021年5月27日(木)14:00~16:45

於  KAVCホール 新開地


「大正七年の長い夏」を観た。


2019年以来、その後、2年ぶりの公演だった。


                                  高野圭介


主演の高川順平こと高嶋衡氏は淡水句会のリーダーで、俳友である。
ご案内を頂いたとき「耳が遠いので、前の方の席を」と、お願いした。




 
 東屋さんは神戸演劇鑑賞会:サ-クル「社エイト」の代表として、
演劇鑑賞のお世話に鋭意挺身されている。



棋友・東屋弘さんといそいそと出掛けて、入場したら、
何と、最前席中央のかぶり付き。

ふと思い出した。
2006年の夏、家内と訪中したとき、北京で、
当時、中国棋院 王汝南理事長のご配慮を戴き、
京劇を最前席のかぶり付きで、観劇したことがあります。

それから、かぶり付きは二回目です。





センター街壱番町の住民の赤裸々な生きざまを
風流亭を舞台に演じられた。

舞台の展開も矢継ぎ早の起承転結の変化で、
新鮮みが次々と展開され、
飽くことを知らないお芝居だった。









 


 
 高野様               

                  高嶋 衡

 この度、観劇くださりありがとうございました。

 この非常時においての公演だけに、
たくさんの別のドラマを経験いたしました。

同時に多くの「愛」をいただきました。

コロナ、それとこんな状況下にも、
こうして来てくださった「愛」。

あらためて御礼もうしあげます。

カーテンコールで
女将役の福島啓子が話した通り、
嬉しかったです。




「キッスだけでいいわ」

・・・演劇評論家の評・・・



 


 
アンケートに
「まるで寅さん見てるようだった」というのが数編ありました。

この作家高橋正圀さんが、山田洋次監督の副監督だけに、
やはりテイストが合ってるんだと思いました。

演じていて、自分でも不思議と泣けてくる場面があり、
つい後ろ向きの演技が多くなりました。

こんな年まで、好きなことをして回りを巻き込んで、
迷惑至極、お許しください。


中川順平